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茜さん

 表情も変えず、落ち着いたプレーで、ヨネックスオープンを制した山口茜さんは、まだ16歳の高校1年生。3歳の頃、兄たちのプレーする体育館の片隅で、母親とシャトル打ちをしたのがそのスタートだそうです。名前は「茜いろの夕焼けの翌日は晴れ」との意味をふまえてつけられたものだそうです。

東京オリンピックの期待の人となりました。今後どこまで成長をするのか見守りたいものです。

 2年前の全日本総合選手権のチャンピオンの奥原選手も当時は高校生。二人は体つきも物怖じしないプレースタイルも、ひじょうに似たものがあります。体格は、中国や韓国の選手たちに比べると大人と子どもといった感じです。

その体格差をスピードや瞬発力でカバーしているのでしょうが、身体への負担は相当なものでしょう。

今後は、ライバルに打ち勝つばかりではなく、怪我にも打ち勝つ努力が必要ではないでしょうか。

 人名は、時代によって大きく変化しますが、「茜」さんは、おそらく同世代には多いほうだと思います。AIRYUにも同じ名前の者を持った通称「アータン」がいます。彼女にも、チャンピオンの山口さんに一歩でも近づくことができるような一層の努力を願っています。

がんばれ!全国の茜さんたち。