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雑話

パン工房「ブレッド」
パン工房「ブレッド」

 日曜日の練習は、原則、半日ですが、その後どこかに出かけるとなると、時間的には厳しいものがあります。

酷暑の中では、我が家の小さな庭の芝生の手入れをするのも大変ですが、ここ数日の状況からすれば、少しは楽に仕事(?)が捗る・・・・とは考えつつも、ついついさぼってしまうのが現状です。

 味覚の秋となりました。梨も葡萄も今が盛りですし、柿や栗も出始めました。茨城県は気候的に温暖な地域ですから、いろいろな果樹栽培が盛んです。昔は温州ミカンなどの栽培は厳しいとされていましたが、気候の変化もあってか、今では十分に栽培が可能となってきました。温室栽培ですが、マンゴー栽培農家も出てきております。

県央の石岡市周辺は果樹栽培が盛んな地域です。昔から梨の栽培については有名でしたが、前述の果樹類全てが栽培されるようになってきました。これからの季節、それらを目当ての観光客も多くなるのではないでしょうか。

 今日の午後、八郷(やさと)まで出かけました。まだ、新治郡八郷町というイメージが強いのですが、平成の大合併で、8年ほど前に石岡市と合併してしまいました。八郷という地名も1町7村が合併した結果、生まれた名称だったそうです。筑波山、加波山のすぐ麓に位置し、周囲を山に囲まれた盆地状の地域で、今は、スカイスポーツエリアとしても、また、気象庁の地磁気観測所の所在地としても知られています。常磐線が取手市で直流電源から交流電源に切り替えるのは、この観測所に影響を与えないためだそうです。

歴史的には、親鸞ゆかりの地であり、板敷山大覚寺や関東の清水寺として有名な峰寺山西光院などがあります。幕末の国学者であり、尊王攘夷の志士として活動した佐久良東雄(さくら あずまお)の生家なども残っています。

 反面、八郷では昔ながらの食堂や蕎麦屋はちらほらとはあるのですが、観光客にとっては、洒落たレストランやカフェを探すのは大変かもしれません。

柿岡(八郷町の中心街)の入り口にある、パン工房「ブレッド」は、失礼かもしれませんが、鄙には稀な洒落たレストランです。

パンやケーキの店も附属していて、小腹が空いた折の適当な休み所かもしれません。

 カフェというと、最近は「ドトール」とか「スターバックス」「コメダ珈琲」といった全国区のコーヒー店が一般化してしまいましたが、レギュラーコーヒーを味わいたいという者にとっては、今一物足りないのではないでしょうか。忙しい現代には、歩きながらでも、仕事をしながらでも手軽に味わえる携帯カップ入りのコーヒーが似合うのでしょうが、自分にとっては、コーヒーの味と雰囲気を味わうことのできる、従来のカフェが好きなのです。

 

 コーヒー談義は、次回にまた。