· 

勝ち続ける技術

 前に取り上げた剣道の宮崎正裕氏の著書「勝ち続ける技術」からの引用です。

・途中に投げ出さずに、とにかく続ける

・徹底的に基本を身につける

・大きくまっすぐ

・負けた悔しさをバネにする

・人の評価は気にしない

・勝っても驕ることなく相手を気遣う

・自分は強いと思い込む

・まずは昨日の自分より強くなる

・よき指導者にめぐり合う

・練習を好きになる

・素質がなくても勝てる

・どんなに強い相手でも必ず弱点がある

・ケガや病気をしない

・頭の中に二人の自分をもつ

・「負け」を引きずらない

・プライドは捨てる

・「勝った」と思ったときが一番危ない

・つねに新しい技に挑戦する

・打って反省、打たれて感謝

・集中力を持続させてミスをなくす

・相手の研究は徹底的にする

・ノートにメモを取る

・相手のクセやパターンを見抜く

・体に「暗記」させる

・相手に打たせるときでも研究する

・道具を大事にすると道具が勝たせてくれる

・何よりも徹底的に準備をする

・自分を信じる

・負けに不思議の負けなし

・相手の得意技で攻める

・「勝利の方程式」を生み出す

・「負けない」執念が最後の勝負の分かれ目

・最初の一振りを大切にする

・取り返したら一気に勝負に出る

・いつでも攻撃に転じられるように「守る」

・一芸に秀でる

・試合の潮目を読む

・勝ち運の流れに乗る

・戦いの組み立て方を考える

・つねに進化する

・精神的な戦いで有利になる

・チャンスは確実にものにする

・「イヤな予感」は大事にする

・体が瞬時に反応するまで技を高める

・「準備」「読み」「決断力」で勝負する

・相手が誰であろうと徹底的に勝ちにこだわる

・勝てない相手でもあきらめない

・最後の一番まで「運の量」を残しておく

・ゲンを担いで迷わない

・覚悟と厳しさを身につける

・「ひらめき」にかける

・スランプが来れば一流選手の仲間入り

・人の話は聞き自分のスタイルをつくり出す

・指揮官の采配で勝負は決まる

・強い相手にこそ胸を張って立ち向かう

・教えた技でやられるという覚悟をもつ

・実績だけでなくよさを見極める

・反則は絶対に行ってはいけない

・郷に入れば郷に従う

・皆勤賞をめざす

・個性を引き出しミスをなくす

・自力で乗り越えさせる

・勝ち残るのはただ一人だけ

・練習では「負けてもいいからやってみろ」

・練習の目的や意図をはっきり伝える

・練習メニューはつねに見直す

・「最大の敵は自分」であることを知る

・相手のエースを攻略するのが大切

・来るものは拒まず、徹底的に面倒を見る

・勝利インタビューをイメージする

 

  著者の述べるのは、剣道における心構えで、選手や指導者向けの言葉ですが、果たして、バドミントンを目指す者においても、関係ないというものはどれほどあったでしょうか。もちろん、この言葉の意味する内容をしっかりと把握することは必要です。

種目は異なっても、めざす方向は同様なのだと思い知らされます。日々こうした言葉を胸に秘めて、子どもたちにはトップを目指す努力を、指導者たちにはそのための援助を続けてほしいものです。

 

<注>

「勝ち続ける技術」

著者 宮崎正裕 (神奈川県警察剣道首席師範 剣道教師八段)

発行所 サンマーク出版 

2017年2月15日 初版発行