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梅雨明け

 鬱陶しい梅雨空が続いていると思っていたら、突然の梅雨明け宣言。鬱陶しいながらも庭の紫陽花や芝生の青さを育んくれるのも梅雨空なのですが、ここ二三日の猛暑に梅雨空も遠くに追いやられてしまったようです。

梅雨空よりは青空の清々しさは有難いのですが、この暑さでは芝などの水やりなどに一仕事増えてしまいました。一歩屋外に出ると、暑さと藪蚊やいろいろな虫の攻撃にさらされるのも、あまり気持ちの良いものではありません。

 今の時期、近くの直売場には、スイカやメロンが所狭しと並んでいます。これから秋口まではいろいろな果物が出回り、果物好きにとっては絶好な季節です。

茨城県は、梨や葡萄はもちろん、桃やイチジク、イチゴ、ミカン、リンゴ、そして、数多くは出回りませんが、マンゴーなども栽培されています。

ただ、生産地だとは言っても極端に価格が安い訳ではありませんが、昨年は桃の産地の福島県に二度ほど出かけましたが、高額な高速代やガソリン代をかけて出かけることを考えると、地元産の物はトータル的には安いと言っても良いでしょう。

 クラブ活動もこの季節は一苦労です。昔に比べ、暑さや寒さに対する対応力が極端に劣ってしまった現在の子どもたちに対して、ただがむしゃらに練習するというわけにはいきませんし、新型コロナも完全に終息した訳ではありませんから、暑さの中でのマスクの問題も考えなければなりません

 最近思う事ですが、同じ学年でありながら入部して間もない子と一年以上活動を経験した子の体力の違いです。運動能力の違いというよりも、遊びなどをも含めた今まで運動経験がそうした差を生み出しているのかも知れません。

それは子ども自身の問題というよりも、彼らを取り巻く環境に問題がありそうです。種々の危険な要素が昔に比べると大変多くなっていますから、子どもたちを自由に遊ばせるという訳にもいかないのでしょう。

もはや、遊びから学ぶという環境は失われてしまったようです。昔はジュニアのクラブなど皆無で、部活動も中学や高校がそのスタートでした。しかし、その基礎体力はしっかりと小学校時代の遊びの中で培われたもので十分に補うことができたように思います。

今では、同じ学年でありながら、スタートの差が大きく影響して、技術以上にその差を補うために多くの時間を要するようになってしまいました。