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休眠中

 何ヶ月もの休眠状態から、春にはまだまだ遠いのですが、眠い目をこすって目覚めることにしました。

昨年、一昨年と新型コロナの影響で、正常な生活がままならない状況から、クラブ活動も中途半端な状況に終わってしまいました。昨年末に自粛状態が解除され、子どもたちも親たちも一安心の状態が続いていたのですが、またここにきて急激な新型ウイルスの感染の広まりが伝えられるようになってきました。

またか、という不安は尽きませんが、世界中が同じような状況にありますから、自分たちででき得ることをしながら様子を見ていかなければならないでしょう。

 大会の開催数もだいぶ減りました。子どもたちにすれば、物足りない状況でしょうが、開催者の苦労を考えると致し方ないでしょう。

新規入部者もなかなか増加しません。他のクラブも同じような状況のようです。これも新型コロナの影響なのかも知れません。

 そんなこんなで、一年があっと言う間に過ぎてしまいました。上級生は、まもなく中学進学。この前中学生になったと思っていた中学生も高校受験。バドミントンを継続する者はどれほどいるでしょう。

場合によっては、中学に部活がなくて、やりたくても継続できない者もいるでしょう。

あるいは、バドミントンを十分にできる環境を求めて、新たな進路先を考える者もいるでしょう。

親にとっても考えどころの時期が迫ってきました。

 小学生までは、いろいろな習い事をさせる余裕もあるでしょうが、中学生あたりからは、的を絞る必要がありそうにです。

傍で見ていても習い事が多すぎて、目標を定めることができないのでは、と思うようなことも多々ありますが、いかがなものでしょうか。

 私たちの時代は、裕福な家庭は別にして、田舎に塾などはありませんでしたから、小学生は遊ぶ事が日常の生活の中心でした。

今と昔、どちらが良いかという問題ではありません。時代の流れに逆らって生きることの難しさをしみじみと感じます。

 大会もあとわずか。年度末のダブルス大会やシングルス大会が無事に開催されることを祈るばかりです。