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休校解除

 6月9日から県内の小中学校は、平常登校になりました。とは言っても、感染予防のためのさまざまな措置をするという条件付きですから、完全に以前の状況に戻ったというわけではありません。

こうした状況は、子どもたちにとっても、親たちにとっても不安な状況が続いているということに変わりはありません。

 ジュニアのクラブ活動もスタートしました。しかし、三ヶ月前と同じ内容とはいきませんから、国や自治体のマニュアルに基づいた活動ということになります。これまた、不自由な面が多々あることも確かです。

感染者が少くなってきた理由としては、自粛効果があったことは確かでしょうが、この暑さなどの環境の変化も大きく影響しているはずです。インフルエンザが寒い時期に流行することと同様なのかもしれません。とは言っても、感染の影響がまったくなくなったというわけではありませんし、この暑さの中でマスクをしながらスポーツ活動をすることについては、不自由極まりない状態なのです。

熱中症という危険性もありますから、練習中にはマスクを外すという措置は当然だと思います。

小学生も各種の大会が中止となって、特に最上級生は目標を失い、意欲を減少させる者も少くありません。しかし、目先にとらわれず、中学での活動継続の基礎を築くという新たな目標設定させることが必要でしょう。

 新たな出発日となったこの日が、これからも予想される困難な日の再来時の良き経験となるであろうことをせめてもの期待としたいものです。