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 毎晩のように夢を見ることが多いのですが、その内容は他愛もないことです。しかし、自分はその夢の内容を記憶している場合が多いのですが、妻にその夢の話などをすると、決まって、自分は夢などは見ないと言います。

そのギャップには少し戸惑いを感じますが、専門の学者でもありませんから、その違いはよくわかりません。辞書的ですが、睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠とがあり。夢を見るのは、レム睡眠中のようで、ノンレム睡眠は熟睡状態の睡眠、レム睡眠は、「夢うつつ」の浅い眠りの状態で、夢の多くは、そのレム睡眠中の現象のようです。ただ、その夢が記憶として残るのは、レム睡眠の後のノンレム睡眠が浅いか深いかに関係しているようです。レム睡眠とノンレム睡眠は、一方だけではなく交互に繰り返されるようですから、レム睡眠状態で夢を見ていたとしても、その後のノンレム睡眠の深さによって、消されてしまうのかもしれません。

 自分の睡眠は、レム睡眠状態が多く、ノンレム睡眠状態が少ない結果なのでしょうか。脳を休めるため、ストレスを解消するためには、ノンレム睡眠が多い方が良いようです。

まだ、自分の睡眠の状態が、一方だけということはないようですから、不眠症などという偏った症状はありませんが、脳の休養という点では、不十分であると言えるのかもしれません。

 さて、そうした夢とは異なりますが、現実社会を生きていく上で、誰しも多くの夢を思い描くはずです。場合によっては、夢は自分を勇気づけるもの、生きる原動力となるものでしょう。また、多くの夢を思い描くのは、若者の特徴と言ってもいいでしょう。

 若い頃、想像もできないくらい昔のことですが、おそらく他の若者同様に、沢山の夢を思い描いていたと思うのですが、今思い出そうとしても、その夢の一つも記憶としては残っていません。

またその夢がどれほど実現したかも定かではありませんが、自分が今こうした存在であることが、若い頃に思い描いた夢の結果の一つなのかもしれません。

 夢を思い描くことは、人間の特権です。たとえ年老いて、余生が短い状態でも、夢を見ることはあるでしょう。それこそが、人間としての存在の証でもあるはずです。

 我がクラブの人生を謳歌する子どもたちにも、多くの夢を思い描いてほしいものです。

ウォルト・デイズニーの言葉「If you can dream it, you can do it.(夢見ることができれば、それは実現できる)」そして、スピルバーグ。「I don't dream at night dream for a living.( 僕は、夜に夢を見るんじゃない。一日中夢を見ているんだ。生きる糧として、夢を見ている。)

再びデイズニー「成功する秘訣を教えてほしい、どうすれば夢を実現できますかとよく人から訊ねられる。まずやってみることだと私は答えている。」

 ぜひ、我がクラブの子どもたちにも、このような言葉を胸に秘めて、日々の練習に励んでほしいものです。

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