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12月18日

 子供たちの冬休みも間近です。夏の休みに比べると、短い時間ですが、結構な量の宿題があったり、親たちの用事に付き合わされたりの毎日になるでしょう。

クラブの練習は、目一杯の予定を組んでいますが、年末、年始をゆっくり過ごすことができる保護者ばかりではありませんから、送迎等の関係で、果たしてどれだけの人数が集まるか心配です。

 競技力を高めるためには、少しでも時間を確保したいというのが、こちらの思いなのですが、子どもたちはもちろん、保護者たちにどれだけその思いが届くでしょうか。

レクリエーションとしてのバドミントンであるならば、別にそこまでする必要はないのでしょうが、競技としてのバドミントンという目標がありますから、少しでも時間を確保して、競技力を高めたいという思いがあるわけです。

 1年という時間は、過ぎ去ってみると本当に早いものです。自分の過去を振り返ると、「後悔先に立たず」の状態になったことも数多くありますが、今の自分の置かれた状況を考えると、そんな余裕はありません。

 「結果良ければ全て良し」が全てではありませんが、競技を目指す子どもたちにとって、「良い結果」は、目指す目標の中心であることは確かです。

 子どもたちの想いと保護者の想いが一致することが理想なのですが、ちぐはぐな場合が多いようです。

もちろん、そうした理想的な状態でスタートする訳ではありません。子どもと保護者のバドミントンに対する考え方が、「0+0」から始まり、「1+0」あるいは「0+1」と進化し、そして「1+1」の状態になっていくのが理想だと思います。

スタート時点から、保護者の意識が過剰過ぎたり、子どもの意識だけが過剰であったりするのも問題です。

他が一方を刺激し、一方は刺激されて、結果として互いが刺激し合う状況になるのが望ましいのではないでしょうか。

しかし、時には刺激しあった結果として、一方だけが突っ走ってしまうような場合もありますから、そうした状況に歯止めをかける役割をも自分たちは持っているのだと自覚をしなければと思っています。