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2学期

 あっと言う間に過ぎ去った夏休みです。子供たちにも、自分自身にもそれぞれの目標があったのですが、それがどれだけ達成できたかの判断は、この二学期の結果を待つしかないのかもしれません。

 子どもたちは、あまり考えもしないでしょうが、今年の夏休みも、子どもたちには当然の一ヶ月だったのでしょうが、自分にとっては、目の前を吹き過ぎる一陣の風のようでした。

風もいろいろで、心地よく吹きすぎるそよ風もあれば、嵐の様に吹きまくる風もあります。心地よい風に身を委ね、激しい風には身構えることができれば良いのですが、まだまだ全ての風に対応できるほどタフな精神力は備わっていません。この夏休みは、心地よい風よりも逆らい難い逆風が多かった様な気がします。せめて、この二学期には、心地よい清々しい風が目の前を吹きすぎることを願っています。

 今年度は、新入部員の加入が多くありました。数が多くなることは、有能な人材を探す上ではありがたいことなのですが、玉石混交の状態の中から宝を探し出すのは、そう簡単ではないのです。

しかし、これはどこのクラブも同様でしょうし、簡単な方法があれば誰も苦労をすることはないでしょう。

とにかく、子供たちに与えられる環境が、同じ条件になる様に保護者に対しての働きかけを強めることがそのスタートなのかもしれません。

とは言っても、こちらからの一方的、強制的な方向づけだけでは、その状況を変えることは不可能ですから、そのための方策を考えると、何かと苦労が多いというのも現状なのです。

 全国大会につながる県の予選会も終わり、関東大会にはシングルスで2人の出場が決まりました。今までは、出場者が少なく、比較的楽に予選通過のできるダブルスでの出場でしたから、一歩前進の兆しが見えてきたとも言えます。