ネット上に「時間」についての考え方を見つけました。
*「やることがない」という発想を切り替える
*「ヒマつぶし」という言葉をプラスに言いかえ
*「短時間あればこれができる」と思えることを見つける
*「なんでもいい」という軽さも大切
*「憧れる」気持ちを持ってみる
*「忙しいばかりが充実ではない」という考え方
*「これから先なにができるか」を考える
これらの要旨ですが、休日などに時間を持て余して「やることがない」と思っている反面、「このことはいつかはやらなければならない」と思う自分の存在があることも確かです。その「いつか」は、実は「今」なのかもしれないという考え方に気づくことが「やらねばならないこと」の行動につながるというわけです。
「ヒマつぶし」については、俗に、本業とすべきものからはずれたことをすることを「ヒマつぶし」と呼びますが、音楽を聴くことや小説を読むことも、その創作者が苦労の末に生み出したものであり、その裏側には隠された創作者の様々のメッセージがあり、それを考える、そうした時間は決して「ヒマつぶしの時間」ではなく、自分自身を高める貴重な時間というわけです。
何かをやろうとしてもうまく実行できないと、「時間がない」という理由づけをする場合が多いものですが、たとえ30分、1時間というような短時間であっても、積み重なれば莫大なものになるはずです。無駄に切り捨てている時間を有効に使うことができれば、「やりたい」と思うことを実行できる時間につながるというわけです。
時間は大切なものですが、「やることがない」と考えてしまうとなにもできません。そんな時、かた苦しい勉強などではなく、朝の散歩でもいいし、近くのコーヒーショップでの一杯のコーヒーを飲むのもいい、「なんでもいい」から時間を使うことがやることにつながるというわけです。
「憧れるあの人は空いた時間にこんなことをしているのでは?」それを自分も真似て実践してみよう。そんな時間の利用法もありなのです。
自分が忙しく生活してきた過去を振り返ってみて、それは「充実した生活」だったでしょうか。
「時間を持て余す」=「ヒマ」=「充実していない」と考えますが、「持て余す時間がある」ということは、「自分のために使える時間が十分にある」というように考え方を改めてみることも大切なようです。
「やること」=「行動する」だけではありません。これから先の「自分」はどうあるべきか、どう生きるべきか、これから先の自分を「時間」をかけて思いを巡らすことも自分にとっての大切な「時間」というわけです。
矛盾に満ちた不平等な世の中ですが、人生だけは平等です。平等に限りある時間をどう生きるか、どのように使うか、見つめ直す必要がありそうです。