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月末

 相変わらずの毎日です。もちろん切羽詰まってブログを書くというのも相変わらずの状況に変わりはありません。

子どもたちには、常々『自分の弱点を把握して、その対策を練ることが大切』などと述べてはいるのですが、自分のこの体たらくな状況を考えれば、子どもたちにとってはそう簡単ではないことは明らかです。

しかし、そうした状況の中から少しでも早く一歩を踏み出す勇気を持った者が勝者となることは明らかなのですが、なかなかそう簡単には問屋が卸してくれないところが面白いところなのかもしれません。

 クラブは順調というか、ある意味平凡に過ぎていきますが、それが逆に頭の痛いところでもあります。

子どもたちは、練習ごとに全てのメニュー内容を習得してくれるわけではありませんし、日によって子どもたちの精神状態も一定ではなく、時には小学一年生から六年生までのメニュウに追われて自分がアップアップの状況に陥ることもあるわけです。

子どもたちの成長については、それこそ数ヶ月ごとに見るような状態であれば、その変化をはっきりと感じ取ることができるのでしょうが、それこそ1週間に3、4日も付き合うような状況ではなかなかそうした変化を感じ取ることができないのももどかしい点なのです。

こんな状況は、どこのクラブにおいても多かれ少なかれ同様だとは思いますが、こんなことをあまり感じもしなかった若い頃とは違って、ひしひしと感じる毎日であることは確かです。

 話は変わりますが、本を読もうと思った時には、書店に行くことが当たり前でしたが、急に思い立って市の図書館の会員登録をしました。そのきっかけは、今年のノーベル文学賞が発表されたことがきっかけでした。発表された数日後に出かけたのですが、すでに遅しの状況でした。そのついでと言っては失礼でしょうが、そのうちに熱も冷めて、余裕で借りることができるであろうというもくろみもあったわけです。

 まだ作品については借りることはできてはいませんが、そのうちゆっくりスタバのコーヒーを飲みながらの読書するのも心の安らぎになるかもしれません。

借り出した本は、『もっとその気にさせるコーチング術』『スポーツメンタル43の強化法』です。ノーベル賞とはかけ離れてしまいました。最近の子どもたちの精神面の弱さやセルフコントロールできない子どもたちが多くなったように思われてなりません。勝負の世界にあって、技術面はもちろんですが、集中力をどのように維持するか、それに伴う感情のコントロールをどのように養成するのかなどは、技術面の練習だけではなかなか大変な問題なのです。もちろん、こうした本を読むことで全てが解決するわけではありませんが、何かしらのヒントを得ることができれば有難いというわけです。