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新年

 新年のテレビには、カウントダウンの始まった渋谷の様子が映し出されています。

中には裸姿で走り回る青年、救急車で搬送される青年の様子も映し出されています。

一ヵ月ほど前には、政治的な韓国の動乱が大きく騒がれていましたが、一場面だけを見るとそうした様子と何ら変わらない感じさえもします。

都内の風景の中には、多くの外国人も混じっており、のんびりと過ごした一昔前、二昔前の日本の年越し風景とは全く違っているようです。

 年明け早々の町内を巡り歩いてみると、とは言っても、ど田舎の風景ですが、やはり門松や七五三飾りが飾ってあった昔の風景とは全く違っています。

平均年齢が高くなった現在、決して、そうした行事やしきたりを忘れ去った世代がいなくなったわけではないのですが、何がそうさせているのでしょうか。

 年年歳歳、時代の動きが早まって行くのは必然なのでしょうが、この先、時代の変革がどれほど速く、激しくなっていくのか、考えると、心配になるばかりです。