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酷暑

 辟易するような暑さが続きますが、我がクラブも細々とした毎日の練習は続いています。

それにしても、今夏のクラブ員の練習参加の悪さには参りました。これも世の中の景気の悪さが影響しての結果なのでしょうか。仕事を持つ親たちが多くなったということで、送迎が出来ないという理由も多いようです。クラブに参加するのが嫌なのであれば、早々に退部するでしょうから、決してそうした理由とは思われません。

 数年前までは、夏休みであれば、親も子もこれ幸いと思った訳ではないでしょうが、競い合うように集まったのですが、この休みは5割平均と言ったところでしょうか。

決して、練習時間をこちらの一方的な都合で振り分けている訳ではなく、午前か午後のどちらか参加者の多い方に振り分けているのですが、それでもなかなか難しいのが現状なのです。

夏休みという、子どもたちにすれば、無限に有り余るように思えるこの時間帯は、今はいったいどのように使われているのでしょうか。子どもたちが主体的に使えるように思われた時間ももはやそうではなくなってしまったのかもしれません。

 ジュニアのスポーツクラブ活動は、年々活発になってきましたが、その方向性についてはあまり確実にとらえてないクラブもあるようです。

もちろん、方向性については、すべてが同一である必要はありませんが、クラブ内で方向性が定まらないというのは困りものです。

クラブの方向性が、娯楽中心なのか、競技指向なのかを理解した上での入部だとは思うのですが、そこまで深く理解していない場合も多いのかも知れません。入部後においても、はっきりと再確認をしてもらうことが、クラブのはっきりとした方向性を確立するためにも、精神的な安定を確立するためにも必要なのかも知れません。