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練習あれこれ2

 なかなか上達の兆しが見えない子どもたちを抱えて、悩み多い毎日の繰り返しですが、それはそれで、自分自身に対する反省の毎日でもあるのです・・・。

 子どもたちには、個性や能力の違いがあるということは十分に承知はしているのですが、その対応は、そう簡単ではないというのも現実なのです。

秀でた能力の持ち主であれば、いい加減な指導であっても、十分以上に解釈、理解をしてくれるのでしょうが、すべてがそういう子どもたちではありませんから、悩みは増すというわけなのです。

さらに、メンバー構成が低学年中心になってしまったことにも原因はありそうです。

以前は募集の対象を高学年に限っていましたから、その悩みの中心は、もっと長い期間の指導が出来れば、さらに上位に立つ子どもたちが出てくるのではないだろうかということでした。

そんなこともあって、募集対象を低学年まで広げた結果、予想に反して、メンバー構成が低学年に偏るという結果になってしまったのです。

 低学年は、成長差が著しく、画一的な指導がなかなか難しいという皮肉な結果も出てきたわけです。

弱小チームゆえに、レベル分け指導をするにも、指導者不足という問題も抱えています。

頭で思い描くのと、現実との違いをしみじみと味わう毎日ですが、何はともあれ、前に進まなければならない毎日なのです。