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ゼロスタート

 クラブ員が一新された状態の四月から、あっという間に四ヶ月が過ぎてしまいました。

過去にも述べたと思いますが、この新しい年度は、すべてがゼロに戻った状態のようでした。ゼロスタートなどと言う言い方が適当かどうかは分かりませんが、感覚的にはそうとしか言いようがない状態でした。

 これはネットからの引用なのですが、「すべてのものは終わりがあり、永遠に続くものはない。ひとつのものが終われば、違う何かが始まり、それが終われば、また何かが始まる。終わりは終焉ではなく、新たな幕開け。出口は入り口であり、ゴールはスタート。今までとは違うものに感じても、活かせる部分は必ずある。いわば、ゼロスタートではなく、リスタート」なのだそうです。

 まあ、そのように考えながら、今を楽しむことが必要なのかもしれません。

悲観的に考え、失望してもけっして得るものはないでしょうし、どんな栄華も一睡の夢の如しと古人も述べていますから、その終わりを嘆いても仕方のないことなのでしょう。

 空を切っていたラケットに、漸くシャトルが当たる鈍い音が聞こえるようになってきましたから、この夏休みの一ヵ月は、自分にとっても、彼らにとっても、非常に重要な時間なのかも知れません。時間はとどまることはありませんし、失った時間を取り戻すことはできませんから、今日というかけがえのない時間を有効に過ごさなければならないことも自覚しなければなりません。