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その日暮らし

 6月も半ばになろうとしていますが、新たなブログをという意欲が乏しくなってきたことについては、ただただ反省あるのみです。

 昨年とは違って、今年は一週間の予定がびっしり詰まった状態になりました。

とは言っても、他人から命じられた訳ではないですから、身体や精神が悲鳴をあげているという状態ではないのですが、パソコンに向かう時間が少なくなったことについては、その影響があるのかもしれません。

 小学生相手の時間は、週3回に減ったのですが、中学に進学した子どもたちの相手が週に3回程度、その合間に中学の部活に出向くことが2回程度になりましたから、計算すればこれで7日はオーバーしてしまうのですが、土日などは2部制をとっていますから、こんなであっても、どうやらまかなうことが出来るのです。

また、本業の週2日の勤務もそうした時間と噛み合うことはありませんから、すんなりと事は運ぶという訳なのです。回数や日数だけを言うと、ガチガチの毎日のように思われますが、朝から夕方までの時間帯については、空白の時間帯が結構あって、ゆとりのある毎日ということに変わりはありません。房総半島一周くらいは、余裕綽々という訳です。

 小学生のクラブは、今までとはだいぶ様変わりがしました。今年の卒業生までは、募集の対象が小学4年生以上でしたから、結構物分かりの良い子どもたちでしたが、昨年から募集対象を低学年にしぼった結果として、その変化を感じる毎日となりました。

低学年からの指導については、長期間の指導が出来るというメリットは十分に感じてはいましたが、現実には、子どもたちの体力や忍耐力、意志の疎通などの難しさに直面する毎日となりました。すべての面において、なかなか難しいというのが実情です。

 一方、前にも述べたとは思いますが、中学生相手もこれまた簡単ではありません。

中学校の部活動は、人数の多さに反する施設の狭さ、指導者不足などなど、小学生のクラブ以上の問題を抱えています、ただ、これは一中学の問題ではなく、横並びですから、ある意味では平等な状況とも言えるのですが、その練習量や内容については、小学生クラブのトップチームに比べると見劣りがするというのが実情です、

 中学のトップチームは、学校外の練習が当然になっていますから、ますますその能力は磨かれるのですが、進学した中学の周辺にそうした環境がなければ、その能力を保つことも難しいでしょう。

もちろん、すべての子どもや保護者がそうした環境を求めている訳ではありませんが、たとえ一部であっても、希望する者にとっては、そうした環境があることが望ましいのは当然です。

 最近はこの県南地区にも、まだまだ、ヨーロッパやアメリカなどには比べようはありませんが、そうした高い要求に応えられるようなクラブ組織が増えてきたのは、有り難いことです。

こうした組織が、学校現場のクラブ活動に取って代わるまでには、まだまだ時間はかかることでしょうが、新たな光が見えてきたことは確かでしょう。