· 

新年度

 2015年の幕開けです。あっという間に4月も半ば。

入学式も終わって、小学校から高校まで、オリエンテーションなどの行事の真っ最中かも知れません。

新入生が本格的に部活動を開始するまでには、もう少しの時間が必要のようです。

昔は、本格的な部活動の開始は中学校が一般的でしたが、現在は小学生からの活動が盛んになっていますから、必ずしも中学校がその出発点とはならないのですが、それぞれの学校現場の態勢は昔のままのように思えてなりません。すべての者が、中学校から部活動を開始するのだというような態勢なのです。

仮入部と称する長い期間が定められていたり、新入部員の登録などが随分と遅かったり、今までのスポーツ活動の継続を早く開始したいと思う生徒やその保護者など、外部から見ると少しイライラすることも少なくはないはずです。

 すべては、万が一の事故などで法的な責任を問われたりすることに対する保全を考えた結果なのでしょうが、その横並び的で融通性のなさについては、いささか辟易といったところです。

中学に進学した子どもたちの状況を見ていると、とりわけそんなことをしみじみと考えさせられます。

クラブの卒業生たちの一刻も早い中学校での活動が開始されることを願うばかりです。