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年度末

 2014年度も残りわずかになりました。今月はブログを書く意欲も一向に湧かず、いたずらに日々が過ぎ行くばかりです。

6年生は卒業式直後のシングルス大会を終え、気分的には気楽な毎日を過ごしているはずです。しかし、中学においても部活動を継続する者にとっては、その準備で忙しい毎日かも知れません。

 昨年とは違って、チームの6年生7人は、それぞれの進学先の中学にバドミントン部がありますから、部活動を継続することについては、なんら問題はないわけですが、その環境は千差万別ですから、必ずしも喜んでばかりではいられない状況でもあるわけです。

 以前にも述べましたが、現在の中学における部活動は、決して恵まれた環境とは言えません。もちろん、教育活動の中心は、部活動がメインというわけではありませんから、贅沢は言えないのですが、活動時間で言えば、昔に比べてみると、だいぶ自由さが失われてしまっているようです。

物騒な世の中だからというのが、その大きな理由なのでしょうが、いちばん競技力が向上する時期ですから、その時間的損失は、決して少なくはないのです。

指導する立場の顧問についても、職務命令ではなく、管理職がお願いをし、本人の了解を得た上でやっていただく立場なのです。

子どもたちがいくら練習時間の確保を希望しても、学校や顧問の了解が得られなければ練習はできないわけですし、余程の情熱をもった者でなければ、それほど情熱を注ぐはずはありませんから、共に目標を目指してまっしぐら、という状況にたどり着くのは大変なのです。

一方、顧問の立場からすれば、頼まれたから仕方なくやっているのだし、経験もないのに高い要求をされても困る、といった理由もあるのでしょう。

しかし、ぜひ、技術や経験よりも情熱に勝るものはないと心得てほしいものです。特に若い先生方には、その若さと情熱をぶつけてほしいものです。それに対して子どもたちからの見返りは決して少なくありません。

 話は戻りますが、先日の大会では、開会式前の代表者会議において、競技上のマナーや審判について、トップからの厳しい話がありましたが、もしかして、先日の独り言が、誰かしらの目に留まったのであれば、それはそれで、大変有り難いことです。

もちろん、当然のことと言えば当然のことなのですが、非常識なことがまかり通る世の中ですから、時折、各人が自身の行動を振り返ることも大切ではないでしょうか。

「吾、日に我が身を三省す」という訳にはいきませんが・・・