いよいよ２月、寒さは相変わらずですし、木々の芽生えもまだまだ先のようですが、感覚的には春は目の前です。
しかし、そうした感覚に逆行するような気象の変化の激しいのも、この季節の特徴なのかもしれません。昨年の２月９日の大雪にはたいへんに難儀したことが思い起こされます。
驚くほどに研ぎすまされた人間の感覚を実感する時もありますが、それを裏切るような予想外の自然の変化には、日々驚かされるものです。
いくら科学が進歩したからといっても、科学の力によって大自然の変化を100パーセント予測したり、コントロールするということは永遠に無理でしょうから、自然の予想外の出来事については、神が人間に与える試練と考えたほうがよさそうです。
自然の変化も人事についてもめまぐるしい季節となりました。黄色い安全帽が不似合いなほどに成長した子どもたちも間もなく中学生、彼女たちを待ち受ける中学生活は、果たしていかがなものでしょう。
身体だけではなく、精神的にも大きく成長してほしいものです。口先だけが成長した口先人間にならないことを祈るばかりです。