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始めがあるから

  6年生にとっては残りわずかな小学生生活になりました。彼女たちにとっては、長い長い小学生生活であったかも知れませんが、私たち年寄りからすれば、あっという間の時間でしかありません。この時間感覚の違いは、まさしくこの世に生存した時間差なのでしょう。

 6年生の抜けた後に続く子どもの層の薄さをしみじみと感じています。

これは、クラブの当初の募集対象を小学4年生以上にしぼってしまった結果なのです。

今しみじみ感じていることも、ある程度は予想しての募集だったのですが、その結果としては、特定学年が極端に少なくなったということなのです。

クラブのスタート時点では、こんなに長くまで継続するとは思ってもいませんでしたし、楽しむバドミントンだけを想定していましたから、そんなことは特に気にもかけていなかったのです。

 昨年から、より高い目標設定をした結果として、ある特定の学年が欠けてしまうことの不都合さが出てしまったのです。

欠けた学年に急遽人数を補うだけでは十分な戦力とするわけにはいきませんから、低学年時からある程度の人数を確保し、十分な時間をかけて養成する必要性が出てきたわけです。

 そんなわけで、来年は新たなチーム作りの一年になりそうです。今年は、6年生グループと低学年の新入部員との技術ギャップのための指導の難しさに泣きましたが、来年はレベルは高くはありませんが、一定の技術レベルに収まるということで、指導の一貫性を保つことができるという点では、有り難いことなのです。

下は幼稚園児から4年生まで、各学年に人数が揃うのは、何年か先を見据える上では有り難いことです。また、女子部員だけだったチームに男子も多く加わってきたことも新たな光明かも知れません。どうぞ、一年先を期待してください。いや、二年先かも知れません。