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6月30日

 6月も終わり。

 パターン化された毎日から解き放たれて3ヶ月が過ぎようとしています。

しかし、始まった新たな生活も次第に今までとは違った形でパターン化していく予感がします。それこそ、自由奔放な生活をしない限り、パターン化しない生活などあり得ないのかも知れませんが・・・。

 時間があるとは言ってもパターン化した生活における時間と比べて、単位時間は同じであって、この世を生きる時間が長くなったわけではありませんから、特別有り難い状態ではありません。

それに加えて、空白な単位時間が多くなることは、生きる目標を失うキッカケになるかもしれませんし、老化を一層進ませることになるかも知れません。

ですから、生活のパターン化を一生懸命避けようとする毎日なのですが、もがけばもがくほど、逆にパターン化した生活の罠にはまってしまうような気がします。

 以前は、空白な時間の使い方にあまり悩むことはなかったのですが、今は持て余し気味であることも確かです。前にも書きましたが、週に4回の小学生、それに2回の中学生の相手や今までは気にも止めなかった、細々とした日常生活上の仕事などが、空白のすべてを埋め尽くすわけではありません。それに、細々とした仕事からはなるべく逃れたいのが本音ですから、時間に追われるまでにはならないわけです。

空白な時間を放っておけば、ますます精神的な疲労が増すばかりですから、すぐにどこかに出かけたくなります。すべての人がそうした行動に移るわけではないでしょうが、じっとして、テレビを見て一日を過ごすよりは、ましだと思うわけです。

 今乗っている車も車検までにはまだまだ余裕がありますが、間もなく4万キロ、それでも前の車よりはずっと控えめな走行なのですが、他人と比べれば、ずいぶんと多いほうかと思います。これもまた、じっとしている生活が嫌いな性分の現れなのかも知れません。

もちろん、車を運転することも楽しみであることも理由にあると思います。

高速道路もますます便利になり、往復600キロほどの距離も日帰りで十分な距離になってしまいましたから、ちょっと出かけようと思い立てば、結構な距離の所まで足を伸ばすことで、一日を消費することが出来るわけです。

しかし、それをすべての空白を埋め尽くすことはできませんから、いかに他の方法を工夫するかも課題であることは確実です。

 折も折、車や市民税などなど、もろもろの税金の納入時期ですが、今更ですが、その納税額を見ると、憤りばかりです。高速道路の割引や給料、年金もカットの連続に加えて、税金も過酷になる一方です。平日の高速道路の割引をカットするなど、以ての外と言うしかありません。高齢者が多くなる現状からすれば、高齢者は高速道路を利用するなと言わんばかりです。ぜひ、高速道路にもシルバー割の導入をしてもらいたいものです。☺️

 もちろん、納税は日本国民としての義務ですから、それを拒否するというわけにはいきませんが、ぜひ、為政者たちには、豊かな会社の優遇ばかりではなく、数多くの平凡な人間の存在を考えてほしいものです。 

 さて、楽しみに待っていたサッカーのワールドカップも日本代表チームは帰国し、戦いは決勝トーナメントに突入してしまい、多くの日本人の関心も他に移ってしまったのではないでしょうか。

ジュニアのバドミントンの大会が目白押しの状態です。気を引き締めた毎日を送ることが雑念を払拭するために必要なことかも知れません。