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日帰り温泉

大黒屋旅館
大黒屋旅館 10/28

 久しぶりに平日の休みとなりましたので、日帰りで温泉に浸ってきました。宿泊して、ゆっくりと湯に浸るのが理想でしょうが、常磐道や北関東道が便利になり、車を走らせれば、結構満足ゆく温泉に行き着きますから、最近はそのパターンが多くなりました。

多少、高速料金は嵩みますが、栃木県の日光周辺はもちろん、福島市周辺や猪苗代、磐梯方面も日帰りが十分に可能なのです。

 日本は温泉天国で、至る所に温泉が湧き出ていますが、気分的には硫黄分の強い、白濁した温泉が、いちばんファンが多いのではないでしょうか。しかし、割合的には少ないですから、関東地方でも、行く先は限定されてしまいます。

何年か前に有名な白骨温泉で入浴剤を混ぜていたことが発覚しましたが、利用者側の過剰なこだわりがそうした問題を起こす要因の一つなのかもしれませんし、ここ数日、話題になっている有名ホテルの食品偽装なども同様なのかもしれません。

 日本の温泉の種類は、大別すると11種ぐらいになるそうですが、大分県の別府温泉には、そのうち10種の温泉があるそうです。

今日は、よく行く温泉の一つですが、甲子温泉の大黒屋旅館の湯に浸ってきました。この温泉は、濁り湯ではないのですが、施設も新しく、2種類の泉質と深く大きな湯船は魅力的です。この季節、ちょうど紅葉も盛りでしたし、静かな平日ということもあり、満足の一日となりました。

近くの那須の茶臼岳を取り巻くように、たくさんの温泉が湧いていますが、それぞれ特徴ある温泉ですから、訪ねてみる価値は十分にあります。

茶臼岳のロープウェー近くの「大丸(おおまる)温泉旅館」も、この大黒屋に似た温泉旅館です。対照的に、それより少し下にある、古びた施設を誇る「北温泉」も特徴ある温泉と言えます。

白濁した硫黄泉であれば、塩原の新湯温泉とか、奥日光の湯元温泉もよく行く温泉地です。「休暇村日光湯元」は、落ち着いた所ですし、「日光温泉寺」は、かなり高温の湯が特徴です。

少し気取って、という人は、「中禅寺金谷ホテル」の温泉はいかがでしょうか。付属の温泉施設も新しく、コーヒーや食事をすると、温泉入浴の割引券ももらえて、少しは満足感を味わうことができるでしょう。

 旅番組に必ず登場する各地の特徴ある温泉や温泉旅館、いつしかそんな温泉巡りに憧れる年齢となってしまいました。