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曼珠沙華

龍ケ崎市内
龍ケ崎市内

 彼岸花の盛りも過ぎました。写真は、近くの墓地に咲いている様子ですが、寺院や墓地などに植えられていたことから、幼い頃は、あまりよい印象を持った花ではありませんでした。

しかし、近頃はこの花の群生地には、多くの観光客が集まるようになりました。有名な群生地の埼玉県日高市の巾着田には500万本ほどが群生しており、季節には多くの観光客を集めています。

 山口百恵の曲でヒットした「曼珠沙華」は、「マンジュシャカ」と歌われていましたが、一般的には「マンジュシャゲ」と呼ばれることが多いようです。

県北には、田の畦道に咲く曼珠沙華を多く見かけます。あまり理由は定かではありませんが、畦道を崩すモグラよけのためだとか、飢饉時における非常食のためとも言われています。地下茎には毒を持つ植物ですが、水溶性の毒であるため、水に晒すことによって毒性を無くして食したようです。今ではその毒性は、アルツハイマー病の治療薬にも利用されているそうです。

 この花の開花につれて、季節も大きく変化したようです。うだるような暑さから気持ちよい季節になりました。運動するにも絶好の季節です。水分補給もあまり気にせず、どんどん走り込みもできますし、練習には絶好のコンデションですから、この快適な期間を有効に利用したいものです。

 今日は、午前の練習が、3校の運動会ということで午後4時からに変更になりました。以前は9月頃に実施する学校が多かったのですが、残暑が厳しいということもあって、最近は6月に実施する学校が増えたようです。

 今年は例年になく厳しかった夏でしたが、その反動か、急に涼しくなってしまいました。運動会は昨日が予定日だったのですが、雨天のための変更でした。

今日も小雨がちらつき、けっして、運動会日和とは言えない状況ですが、一日降らずに無事に終わってくれればいいのですが。

 

埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華 2011/9下旬

日高市内を流れる高麗川のほとり、蛇行部分が巾着に似ていることから巾着田と呼ばれる地域。