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猛暑

 7月7日(日)流山ジュニア、ナイスショットを迎えての練習試合でした。午後にはKid's MORIYAから数名の参加もありました。

先週末からの猛暑で、バドミントンをするには耐え難き暑さの中での試合でしたが、総勢50名近くの子どもたちは、暑さを物ともせず、多い者は10ゲーム近くをこなしましたが、子どもたちにとっては、まだまだ物足りないという状況でした。

 こうした練習試合の経験の中で、試合運びやゲームの駆け引きを学習してほしいのですが、まだまだ、結果だけにこだわってしまう子どもたちが多いようです。

そうしたことは、まだまだ、我々の指導の足りなさの結果であろうと思います。

特に県内の相手の場合は、当然、次の大会での対戦相手となる場合も多いことですし、勝敗の結果は、もちろん大切なのですが、相手の手の内をたくさん観察できるというメリットのほうが大きい訳です。コーチや保護者には、その辺に視点を注いでほしいと思います。

 話は変わりますが、練習の効果を高めるためには、選手個々の強い目的意識が必要です。練習の目的や課題やミスの要因などを意識しながら取り組むのと、何も考えずにするのでは、結果に大きな差が生まれることは確実です。

試合が終わったあとで、見てくれた仲間や指導者に、試合中に考えた作戦や迷ったことなどを話し、その上で自分の気づいていなかった癖や相手への作戦などの意見を聞く、そんなことが出来る環境づくりも大切な指導の一つではないでしょうか。

試合後に指導者の意見を聞くことが、単なる形式と化してしまっていないかなども、常にチェックしておきたいものです。

 勝った試合よりも負けた試合にこそ成長のための大切な要因があることも教えておきたいものです。

勝ったときだけ、ニコニコしながら指導を乞う選手よりも、負けた試合の反省を口に出来る選手を育てたいものです。